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ますべのディベートメモ

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グローバルな最強装備「便所サンダル」

多くの人が便所サンダル(ベンサン)に対して抱くイメージというのは、大方「汚い」「臭い」「不潔」「ダサい」のようなネガティブなものばかりだろう。

しかし、私は一ベンサン利用者として、このイメージに異を唱えたい。ベンサンが汚いのではない。汚いのは便所と、便所が汚いからベンサンも汚いという誤謬に満ちた推論を行う人間の心だ。実際、ベンサンは世界の最先端をゆく超絶イカした履物なのだ。イキって下駄履く大学生、無思考にクロックスを履くそこの君、ホームセンターでよくわからないプライベートブランドのサンダルを買う人間、壊れ次第すぐにやめてベンサンを履け。ベンサンを履く人間は違いが分かる人間だ。

ベンサンの機能性
ベンサンは「トイレで滑ってコケることを防ぐ」ことに全力を懸ける履物である。ゆえに、雨の日に滑りやすい場所で履いてもグリップのきいたゴムのおかげで無様に転倒することがない。その転倒防止能力は、生物系の研究者が東南アジアの河川をベンサンで踏破するという逸話からも例証される。川底のツルツルした石の上でも踏ん張りを利かせることのできる履物、それがベンサンなのだ。


ベンサンの耐久性
ベンサンは厚いゴムでできている。柔軟性に富み、衝撃吸収力に優れる。従って、少々乱暴に扱っても千切れたり、靴底が抜けたりすることはあり得ない。鼻緒がすぐに千切れる下駄やビーサンといった軟弱な履物とは比べるまでもない。もちろんゴム製なので濡れても平気だ。私は今年の長い梅雨で靴を1足腐らせ、下駄を1足カビさせたが、ベンサンは腐ることもカビることもなかった。

ベンサンの先進性
ベンサンは生物系の研究者のシンボルのような履物らしい。彼らは飛行機に乗るのにもベンサンだし、河川の生物調査もベンサンで行う。東南アジアの川を踏破するベンサン、グローバルな履物である。

ベンサンのデザイン
あまり知られていないが、ベンサン界にも有名ブランドがある。以下に書いておくからぜひ購入の指針としてほしい。

ニシベケミカル「ダンヒル
www.amazon.co.jp
私のベンサン師匠が愛用していたダンヒル。師匠は靴底がすり減って半分ぐらいになるまで使い込んでいた。なおその人も生物系である。

「パール」
www.amazon.co.jp
私の愛用のベンサンである。履いて鴨川を横断できることは実証済み。

みんなもベンサンを履こうな。ベンサン最強!